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2018年2月13日火曜日

仮想通貨の意義。法定通貨にとって変わるものではない。





「仮想通貨が法定通貨にとって変わると思うのはやばい」というTwitterで投稿をしたら、素敵なご質問を頂きました。

ただ、少し長くなるのでブログで私の考えを書いてみたいと思います。

※急いで書いたので乱文ですみません。。




まず、今の日本には、すでにクレジットカードと交通系カードであるスイカなどの電子決済が普及しています。


クレジットカードのメリットは消費者にとってはタダでお金を借りれて即時に支払えるという点。
また、支払履歴が電子記録として残る点。
これって、実は強烈なメリットですよね。

ただ、クレジットカードはサインをしたり暗証番号を入れたり。
決済が少し「もっさり」してしまう点は否めません。
決済スピードにおいては、まだまだ改善できるかもしれません。


でも、決済スピードという点ならスイカがかなり普及していますね。
タッチパネルに触れるだけで、ピッと決済が完了する。

もう0.5秒くらい早くしてほしいと思う部分もありますが、それでも仮想通貨決済がこれ以上のスピードを実現するのは難しいかもしれません。


この時点でおいて、日本人が日本の店舗で決済をするのに、あえて仮想通貨を使用する「理由」がないのです。


もちろん、今現在で仮想通貨を手段として使っている人はいます。

でも、今仮想通貨で支払っている人は、普及させて「投資を成功させたい」という理由と、仮想通貨が好きだからという「嗜好性」という理由で使っている。

「便利だから」使っている訳ではないと思います。
やはり、タダで借金できて帳簿が付くクレジットカードとスピードのスイカには勝てる要素はないですよね。

(企業側の負担が多いので、企業から変わっていくのはそうでしょうが、やはり消費者によほどのメリットを与えないと難しいと思います)



それでは、仮想通貨に未来はないのか?

もちろん違います。
仮想通貨には法定通貨にない強みがあって、法定通貨を上回る市場で普及していくのです。



仮想通貨が勝さる市場はどこか。

それは「越境」です。



わかりやすいところだと海外旅行。
海外行く時、現地の通貨に両替して手数料を支払って、帰国して余った分を両替してまた手数料を支払いますね。

それって、「超無駄」ですよね。

現地で仮想通貨で支払えるだけで、無駄な二重の手数料がなくなりますし、そんな国があったら旅行のハードルが下がりますよね。
法定通貨を世界で統一することは政治上できませんが、仮想通貨は「世界共通通貨」になれるんです。

こうした国を渡った先で使う通貨として、仮想通貨の価値は法定通貨を圧倒的に上回ります。


そして、このことは国家が仮想通貨を採用する大きな理由になるのです。

もし仮想通貨が広まった世の中で、国中で使える国があれば旅行先として選びやすいですよね?
反対に考えれば、自国が仮想通貨決済を広めれば、たくさんの外国人が来るインセンティブになるのです。

つまり、国家戦略として「外貨獲得」のこれ以上ない手段になるのです。



私は、世界で存在感を失いつつある日本は焦っていて、日本が極めて仮想通貨に前向きなのはここに気付いているからだと思います。
だから、日本人が日本で使わせるためではなく、外貨獲得の手段として日本が(先進国として)ファーストペンギンになることを期待しています。
少なくとも、今の政府の対応は世界で一番進んでいると思います。



またもう一つの「越境」。
それは、「リアル」と「デジタル」です。

もっとも身近なところではEC(ネット通販)もそうですが、オンライゲーム内の課金などなど。
デジタルで決済が完結するのに、わざわざリアル社会の法定通貨を使う理由は、むしろありません。

デジタルで人を動かさずに決済が処理できるのに、今はクレジットカードしか手段がないからそこで3%謎に搾取されているんです。
デジタルの社会でリアルの通貨を使っているのですから、そこの移動にコストが掛かるのは仕方がないですね。
しかも、企業側の入金も翌月。


しかし、そもそもデジタルの社会では、デジタル通貨の相性がいいに決っているんです。
仮想通貨なら、すぐに送金・着金できて、それ以上機能はいらないですから。

将来的に、あらゆるデジタル経済圏の通貨としては、法定通貨ではなく仮想通貨が使われると思います。



まとめると「国外決済」「デジタル経済圏」この2つにおいては、間違いなく仮想通貨は法定通貨を上回るのです。



大きなイメージとしては。

これまではこの世界に「法定通貨」という1種類の通貨しかありませんでした。
円やドル、ユーロもありますが、「法定通貨」というカテゴリとしては1つなのです。

そこに「仮想通貨」という違う種類の通貨が生まれる。
この2つで支払える店が増えて、2つが共存していくのが当たり前になっていくと思うのです。


もし、世界の通貨が「仮想通貨」のみの単一になってしまったら、それはそれでリスクだと思います。
仮想通貨が崩れたら、世界中が総崩れですから。

リスク分散の意味でも、法定通貨をなくすことは、むしろ仮想通貨を遣う人々だって望まないはずです。

ただ、例えば円は「日本のトークン」、ドルは「アメリカのトークン」といったイメージに変わっていくことでしょう。




ただ、その国の人が目の前の現物を買うときには、そこは引き続き法定通貨が強いと思います。

だから、仮想通貨が法定通貨に取って代わるのではなく、両立していくと考えているのです。




2018年1月27日土曜日

コインチェック事件に学べ。大切な資産を預ける取引所は「母体」で選べ!

なんだかんだGMOコインが安全な理由


仮想通貨取引所として日本最大手のコインチェックが500億円以上を盗まれるという事件が起きましたね。

額も去ることながら、個々人の資産が失われるリスクを考えると、怖すぎるニュースですね。



筆者は、昔よりコインチェックの危うさについてTwitterにて指摘をしてきました。

それは、一点。

資本金が9200万円しかないことです。



同業のビットフライヤーは41億円。

小規模と思われがちなZaifだって、8億円。

後発の、GMOコインも17.5億円。

DMMビットコインも13億円。

QUOINEXだって、20億円です。

BITBANKですら11億円。


業界最大手がなぜ、こんなに低いのか?



昔から不安に感じアンケートなどを取ってみても、やはりユーザーの「資本金なんて少なてもいいじゃん」といった楽観的なコメントが目立ちます。

資本金が少くてもいい派の意見はこうです。


「資本金が1億円を超えると、税金が増えるためその対策では?」

「資本金が少くても、純資産が多ければ大丈夫」

「大企業でも、資本金が1億円未満のところは多い」



もちろん全部そうでしょう。

何も間違っていません。



経営面では、資本金が1円でもキャッシュが10億円あれば全然問題ありません。

しかし、こと「金融業」だけは違うと思うのです。



金融業は、ユーザーの資金を多く集めて管理・運用する仕事。

つまり、自社の実力以上の大金を預かるとても責任重大な仕事です。

つねに、負債を限りなく抱えて運転していくのです。

他人のお金を預からない一般的な仕事とはワケが違います。



ユーザーは、会社に大事な資産を預けるわけですから、潰れそうなところには預けたくはありません。

しかし、会社のパラメータを細かく見るほどのモチベーションの知識もありません。

確かに、資本金が少くても純資産が多ければいい、というのは事実なのですが、コインチェックの純資産を言える人はどれだけいますか?

普通は、言えません。



しかし、資本金だけはホームページの会社概要レベルで公開されており、誰でも簡単に知ることができます。

もちろん公開は義務ではありませんが、「一般的に」公開することが慣例となっています。

つまり、企業にとって資本金とは、ユーザーにとって「うちはこれだけ資本金があるので安心して下さい」といったメッセージなのです。



資本金とは、会社のヒットポイントが0になった時に残る最後のお金。

この額を上回る赤字だと、会社が潰れるということ。

いわば、会社の自力です。

金融業の事故は、今回の盗難のように、額が巨大なことになることが多いです。




今回は500億円と天文学的な数字でしたが、仮に30億円の盗難事故が起きていた場合。

資本金9200万円のコインチェックと、資本金42億円のビットフライヤー。

どちらのユーザーがより不安になると思いますか?

ビットフライヤーなら、少なくとも自己資金でなんとかなるレベルですね。



恐らく今回の盗難が30億円でも、コインチェックのユーザーは同じようにパニックになっていたはずです。

だって、資本金9200万円 - 紛失30億円 = 28億8000万円 を持っているかなんてユーザーは知りませんから。



金融業とは、「空気」を扱う仕事です。

何も合理性だけで人はお金を支払っているのではなく、「なんとなく」上がりそう。「なんとなく」下がりそう・

で買っているのです。

「なんとなくやばい」となったら売りが殺到し、その値動きにさらに不安になった層がさらに殺到します。

資本金が少ない、ということは、この「狼狽」を加速させます。



こんなこと、考えれば分かることです。

もちろん、経営的に「資本金が少くても、キャッシュいっぱいもってるもん」と思っていたのでしょう。

コインチェックは、もともと仮想通貨業の会社ではないですから、一般業種と同じと考えてしまったのでしょう。




また、金融業の事故は、今回のように巨大な金額になりがちです。

ビットフライヤーの40億円の資本金でも小舟と思ってしまうくらい。

そんなときに大事になるのが「第三者の救済」です。


ビットフライヤーは、そもそも自己資本で40億円もの大金を用意できたと思いますでしょうか?

当然、違います。

あそこは、銀行系や事業会社、投資会社などから第三者割当増資を繰り返すことで、あれだけ立派な資本金を用意しているのです。


金融業の事故は、一社でなんとかなる金額にならないことが多いです。

しかし、このように「カタい」会社から出資を受けていると、万一手に負えない額になってしまっても、救済してくれることが多々あります。

何故なら、そこで投資先がポシャってしまったら、投資した額が0円になってしまうからです。

0円になるくらいなら、追加で投資して救済したほうが良い、となるのです。



第三者からの投資を得る、ということは、仲間を増やす、ということなのです。

利害関係が一致するため、困ったときに助けてくれる動機になるのです。


しかし、コインチェックの資本金は9200万円。

どう考えても、第三者の資本を入れているとは考えにくい資本金です。

ただ、事業内容からも、出資の話は腐るほど来ていたでしょう。

それを受入れていない、ということは、恐らく「自分の好きなようにできなくなる」と思ったからと感じざるを得ません。

ユーザーの資産よりも、自分が自由にやることを優先したと思ってしまいます。



コインチェックは、ユーザーから何千億円と預かる仕事です。

その仕事はすでに社会的な意味を持ってしまっており、一企業だけでなんとかできるレベルの話ではありません。

社会的な責任が生まれてきているのです。



私は、資本金が少ないという一つの事実だけで、このような危うさを感じていたのです。

だからこそ、コインチェックは利用していませんでした。






それならどこの取引所がいいか。

ただ、一つ言えることは、どんな信用できる取引所でも、万一なにかが起こるリスクというのは避けられません。

資産は、ウォレットに入れるというのは当然としながらも、幾つかの取引所に分散させるということも大切になるでしょう。


ここで、まず開いておくべき、安心できる3つの取引所があると考えています。


まず挙げられるのが、QUOINEX。
コールドウォレット100%を宣言しているなど、恐らくセキュリティ対策はNo1です。

そのトレードオフで、入出金が遅いなどの不便さもあるのですが、セキュリティで選ぶならここではないでしょうか。
ただ、トレード画面が少し見にくいので、素人には不慣れかもしれません。

ただ、QUOINEXも、母体としてはそこまで安心できる組織ではないことも事実。
万一の事故が起きた時に狼狽してしまうかもしれません。


そこで、私がなんだかんだ一番安心できるのが「母体」という意味でGMOコインだったりします。

GMOコインが登場した時は、スプレッドも0に等しく、手数料もかからないので「完璧!」と騒いだものですが。

数々の失敗からスプレッドも普通になってしまい、FXのレバレッジも最大5倍になるなど、「強み」がない販売所になってしまっています。



でも、コインチェックに不安を感じないように、GMOコインの最大の強みを忘れていると思います。

それは、「母体」です。



GMOグループはインターネット黎明期から、日本のITの発展とともに成長してきた企業。

あまり華やかな印象もなく、ブラックな印象さえありますが、事業内容を考えればその盤石差に気付きます。


ドメインからサーバ、ECプラットフォームからオンライン決済。
クリック証券などをはじめとしたネット投資でも最大手。

インターネットのインフラを抑えている「硬すぎる」事業と、オンライン投資という紛れもない実績があるのです。


仮に500億円、今回盗難されたとしても、GMOは最悪全額補填するでしょう。

これをGOXさせたとしたら、これだけ多様な他の事業全体に与えるネガティブイメージは避けれないからです。

特に同じオンライン投資のクリック証券の信用などは、大ダメージでしょう。



だからこそ、GMOはコインの管理にものすごく慎重になるはずです。

若く小さなコインチェックとは、背負っている責任の重さが違います。

この「母体」こそ、他の販売所にないところだと思います。




ここにまだ公開前ですがSBIが加われば、この「母体」という意味ではGMOとSBIの2トップになるでしょう。

皆さんも、ツールの使い易さだけではなく、大切な資産を預ける先には「しっかりした母体」をもっと気にしてみた方が良いのではないでしょうか。


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GMOコインの口座は持っておくことをお勧めします。







2018年1月10日水曜日

blockexplorer.comがビットコインサポート終了の声明。日本語訳全文。


主要ビットコインエクスプローラーであるblockexplorer.comがビットコインのサポート終了の声明を出しました。

また、合わせて、ビットコインキャッシュだけをサポートするとも述べています。

Google翻訳ですが(笑)、全文を掲載します。

https://blockexplorer.comより

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2017年8月、Bitcoinは2つの亜種に分かれました。これらは根本的に異なる経路をとっている。

その後の四半期の状況を見ると、BitcoinのBlockstreamフォークは、Bitcoinのホワイトペーパーに示されているアイデアとは根本的に異なっており、進化的なデッドエンドであることは明らかです。

ブリティッシュコロンビア州のブロックストリームは、ブロック・エクスプローラーの将来の金融インフラストラクチャーを構築するためのものではありません。

将来の通貨には、オプションの使用料とインスタント取引が発生しています。
 Bitcoinのブロックストリームフォーク(Bitcoin Legacy)は、20ドルの使用料と立上りで終わりがなく、セグウィットが説明されているに過ぎないコミュニティの集まりとしてしたがって、Blockstreamフォークは廃止予定とみなし、従来の技術としてのみサポートすることにしました。

むしろ、私たちはBitcoin Cashであるpostive utility momentumを持つ唯一のbitcoin forkをサポートするという決定を下しました。
私たちはBitcoin Cashブロックエクスプローラを導入するための早期決定を下し、引き続き関連サービスを展開します。プライバシーの価値を高めたZCashのような、肯定的な勢いで見つけた他の暗号化ツール用のツールも導入しています。

BitcoinのBlockstreamフォーク( "Bitcoin Legacy")の将来のサポートは追加しません。将来の予定時点ではそれを完全に非難する予定です。

開発は、それが行き詰まっていることを明らかにしました。このような時にはBitcoin CashをBitcoinと呼んでいますが、従来の自動システムのURLを変更してAPI呼び出しを中断しないように努力します。


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ちなみに、なんだかんだ、国内でビットコインキャッシュを買うなら、今のところはGMOコインが最も安いですね。






海外取引所での取引も増えてきたので、日本の取引所もビットコインキャッシュを単にアルトコインとして扱うのは限界だと思っています。

2017年12月4日月曜日

ビットコインキャッシュ(BCH)とは、坂本龍馬である。


最近、現ビットコインであるsegwitの値動きも怪しくなってきていますね。


日本の夜明けあたりを狙っているあたり、のんきに寝ロングしている日本人のロスカットを狙いに来ているような明らかな日本人狙いの攻撃とも感じてしまいます。

それなのに、日本では、相も変わらずsegwit(現ビットコインを敢えてこう呼ぶことにします)が人気です。



最近では、ビットコインキャッシュ(BCH)を支持する人も増えてきたと実感しますが、まだまだビットコインを支持する人の方が圧倒的です。

あんなに暴落しても「いつか上がる」と呑気に買い増し、また暴落したのに、また買い増し。

完全に海外の大口のエサにされている状況です。



機能面でも、将来性でも優れているのは世の中に出回っている情報を見て頂ければと思うのですが、segwit(現ビットコイン)派の人は、

「はいはい、BCH信者おつ」

「高値で握ったからって、上げようと必死。笑」

と聞く耳を持ってくれないんですよね。。

むしろ、助けてあげようとしているのに。。

だって、日本円が外貨の養分になっているんですよ。



だから、ビットコイン派の人には、まず「聞く耳」を持ってもらうことが大切と思います。

そのため、分かりやすい例え話を用意してみました。

ぜひ、segwit(現ビットコイン)派で聞く耳を持っていない人をみたら、ぜひ「何も結論を知らせずに」この話しをしてみて下さい。



日本でも大人気の、坂本龍馬のお話です。

※龍馬の専門家ではありませんので、「歴史的に違う!」といった部分もあるかと思いますが、お伝えしたいのは龍馬の話ではありませんので、あくまで例えとして間違いは聞き流して下さい。




特は幕末。

徳川家が敷いた完璧な社会の仕組みによって、世の中は平和に守られていました。

しかし、そんな平和な世の中も、何代にも世襲が繰り返されるごとに徐々に仕組みが古くなり、昔からの家柄に権力が宿るなど、仕組みに歪みが出てきました。



そんなとき、ペリーが黒船に乗って日本にやってきます。

今すぐ、日本を開国せよと。

自分の国だけを考えていればよかった時代も変わり、世界を意識しなければならない時代になりました。



しかし、旧態依然とした世の中。

「異国人なんて滅ぼせ!」と聞く耳を持ちません。

新しい変化に適応しようともしないのです。



もう徳川に任せてはいられない。

中央政権を倒すため、日本の至る所の「有志」達によって、倒幕運動が水面下で生まれました。



世の中をもっとよくしたい。

そんな思いで生まれたはずの討幕運動。

坂本龍馬も、土佐で生まれた土佐勤王党の一員としてこの流れに乗る形となります。



しかし、その討幕運動も、だんだんと空気がおかしくなってきてしまいます。

「戦で徳川を倒すのじゃ!」

「徳川に代わる大名は、うちなのじゃ!」



世の中を良くするためだった運動は、様々な人の思惑が交錯し、私利私欲が働く運動になりつつありました。

気に入らない人はすぐに斬る、といった事件も多く生まれてしまいます。

意見の合わない人は、すぐに攻撃をしてしまうのです。

社会をよくするかどうかより、個々の思惑が勝ってしまってきたのです。



そのような流れに違和感を感じた坂本龍馬は、この倒幕派の「主流」から離脱します。

独自で、「世の中を良くする」ことを目的とした小さな組織を作り上げるのです。

それが「海援隊」ですね。



勝麟太郎を師と仰ぎ、米国の「民主主義」こそが「世の中を良くする」原点だと理解します。

そして、世の中の止められない動きを縛り付けて抗うのではなく、開国して海外から技術という資源を吸収するべきという結論に至ります。

そうして、戦をしない民主化のために動き出すのです。



もちろん、はじめは誰も相手にしてくれません。

むしろ、倒幕派から抜けた龍馬は「裏切り者」とまで揶揄されるようになりました。

中央政権からは、謀反者として指名手配をされるほどでした。



しかし、それでも日本中を駆けずり回り、地道な活動を続けていくことで、着実に理解者を増やしていきました。

徳川側の松平春嶽候の援助を得て、に長州藩、薩摩藩。

そして、自らを蔑んだ土佐藩までも。


徐々に流れが変わってきます。

そして、十分に「負けない理由」がなくなったところで、大政奉還を迫って見事に徳川家に政権を天皇に返還させることに成功したのです。

日本の民主主義のはじまりですね。





さて、これを聞いてどう思いましたか?

登場人物は、大きく徳川家(中央政権)、過激な倒幕派、開国派(龍馬)です。

明らかに、龍馬に共感をするのではないでしょうか。





この時代で起きていることは、ビットコインで起きていることととても似ていると思います。



徳川家という中央政権。

これは、即ち法定通貨ですね。

決して仕組みとして崩壊しているわけではないものの、古い仕組みで無駄が明らかに多いです。



それに対する討幕運動。
これが即ち、広義な意味でのビットコインですね。

法定通貨の無駄をなくすために生まれた新しい通貨です。



そして、倒幕過激派。

はじめは大きな大志のもとで動いていたはずが、徐々に目的よりも私利私欲が大きくなってきた人経つ。

これこそがsegwit(現ビットコイン)です。


送金づまりや高い手数料問題を放置しながら、長期的に暗号通貨の価値を下げるとしか思えない分裂を繰り返す。

他の通貨が値上がりしそうになると、大量の売り浴びせで、出る杭を打ち続ける。
自らが値下がりすると、他の通貨も道連れにする。

とても、社会全体を考えた動きとは思えません。



そして、ブロックの外にデータを置くsegwitを採用して、そもそもの目指していた「社会の形」であるブロックチェーン技術も放棄。

これにより、暗号通貨の強みであった不可逆性がなくなり、可逆性が生まれリプレイアタックなどセキュリティ面も低下。

もはや、segwitが目指したい社会は何なのか、まったく見えません。




このような倒幕過激派と決別をしたのが、坂本龍馬。

これこそが、ビットコインキャッシュなのです。

旧ビットコイン(分裂前)の仕様では、処理に限界が来ていることは分かっていました。

それなのに、旧ビットコイン主流派は、自らの利益のためにブロックサイズの拡大を拒否。


これでは、元々のビットコインの目指していた社会が実現できない!

ビットコインは、あくまでブロックチェーンの中で実現して初めて価値を持つ!


といった信念のもと、分裂したのです。




はじめは、当然理解されません。

なぜなら、少数派なのですから。

ビットコインキャッシュも、誕生してすぐは値が上がりましたが、すぐに暴落ししばらくは3万円代をウロウロとしていました。

もはや、誰からも相手にされません。



しかし、地道な活動の結果、そして、明確な未来へのロードマップを提示し続けた結果。

理解者は、どんどんと増えています。

だって、仕組みは理想的なのですから。


日本でも、あの巨大なSBIグループが指示をするなど、後から参入してきた人たちは、ほとんどがビットコインキャッシュを支持しています。

なぜなら、今「ビットコイン」と呼ばれているものは、私利私欲によって運営され、その回りにいる人たちも「自らが儲けたい」といった私利私欲で集まっているからです。

とても、「汚い」社会です。




まして、現在のビットコインは、すでに一部ブロックチェーン技術の外にあるため、本来のビットコインの形ではないのです。

なぜ、ビットコインと名乗っているのか。

それは、「多数派」だったからです。

多くの人が「segwitがビットコイン!」と呼んだから、ビットコインと呼ばれているだけなのです。



幕末の時代も、「攘夷!」と叫ぶ人が多ければ攘夷が主流となり、「倒幕!」と叫ぶ人が多ければ社会は倒幕に動く。

そして「開国!」「民主化!」と叫ぶ人が多くなれば、世の中がそのように動くのです。



今のビットコインは「倒幕!」「徳川を倒せ!」といった本質を見失っている段階です。

しかし、ビットコインキャッシュという坂本龍馬が着々と支持者を集めており、世の中が変わる日は、着々と迫っている雰囲気が出てきました。

今はまさに、龍馬が水面下で日本中を駆けずり回っている段階なのです。




また、ビットコインキャッシュは、「ジハンコイン」と揶揄されているほどマイナーが偏った通貨ということが問題視されていますね。

でも、これって、しょうがないのです。

だって、当初ビットコインキャッシュを支持した開国派は、あまりに少なかったのですから。

でも、この問題は時間とともに解決します。


だって、日本だけでも、GMOやDMM、SBIといった巨大グループがマイニングをはじめ、普及すれば世界中にマイニングを行う人が出てきます。

どう考えたって、マイナーは分散していきます。



そんなことよりも、少しビットコインキャッシュが値上がるとすぐに攻撃して潰そうとする。

意図的に価格を釣り上げて、値上がったところで売り抜ける、といったやりたい放題のsegwit(現ビットコイン)の方が、問題です。




このように、日本人は坂本龍馬が好きなのですから、ぜひ目を覚まして少しでも早くビットコインキャッシュに移動してほしいと願っています。

龍馬にいち早く賛同した人が、明治政府で重要な役割を担っているように、早くから支持していた方が、リターンも大きいです。



もちろん、これを理解した上でsegwitを支持するのであれば、もう止めませんが、暗い未来しか待っていないのではと心配しています。





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ちなみに、ビットコインキャッシュを買うなら、コインチェックやビットフライヤーは高すぎるので、GMOコインが圧倒的にお薦めです。(普通に1万円以上違います)


ビットコインでのFX取引ならGMOコイン






2017年11月29日水曜日

BTCとBCHの争いの真実。ビットコインキャッシュは既に勝ち筋に乗っている。

ビットコイン(BTC)の暴騰が止まりませんね。

正直、40万円を超えた辺りから、もう倍々ゲームは起きないだろうなと考えていましたが、まさかの1ヶ月で2倍です。



ビットコインキャッシュ(BCH)の暴騰に始まり、その勢いのままビットコインキャッシュが本家ビットコインをに取って代わろうと襲撃。

しかし、それを跳ね除けて勝ち残ったビットコイン。

ビットコインゴールドといった怪しげな分裂をするも、先物で意外としっかりとした値段が付く。

ビットコインとビットコインキャッシュの反比例関係が確立。

そんな不安定な両者を嫌ってか、イーサクラシックが暴騰したと思うと。イーサリアムが急激に上昇。さらん、イーサクラシックも遅れて再上昇。

静かだったビットコインキャッシュが再上昇し、ビットコインを食うかと思うとビットコインも下がらずビットコインキャッシュも維持。

そして、落ちる落ちると言われていた本家ビットコインのここに来ての爆上がり…。



本当に、2017年11月は、暗号通貨にとって歴史的な月になりました。




そんな中、ビットコインキャッシュだけが他と連動しない動きをしていますね。

ビットコインが上がると、他のアルトコインもこぞって上昇しますが、ビットコインキャッシュだけが減少なんてことも多いです。


これだけを見ると、「ビットコインキャッシュはオワコン…」と悲観的に思ってしまい、実際にそのようなコメントがTwitterなどでも多いですね。

しかし、この動きは、私はむしろビットコインキャッシュの強さの現れだと感じています。


このようなことを言うと、ビットコインキャッシュ妄信的な信者とレッテルを貼られてしまいそうですね…。

ただ、私なりに今BTCとBCHで起きていることの真実について、思い込みと言われてもいいですが確信している背景があります。

テクニカル的なお話ではなく、理屈を一つ一つお話ししたいと思います。

※ところどころ間違っているところはあると思いますが、大筋の理解を読みとって頂ければ幸いです。




まず、ビットコインキャッシュが他のアルトコインと全く一緒で、ビットコインの子分であれば、他のアルトコインのように暗号通貨市場全体の上昇と合わせて上がるはずです。

それでは、なぜビットコインキャッシュだけが上がらないのか。

しかも、ビットコインキャッシュには、強大な支持者と熱烈なファンがいるのにも関わらず。



答えは、一つしかありません。

それは、意図的な攻撃をされているからです。

それは誰か。

もちろん、本家ビットコイン側の人間ですね。




他のアルトコインが上がる理由は簡単。

前述の通り、暗号通貨市場自体が膨れ上がっているからです。

日々、市場が大きくなっているのですから、理由がなければ上昇するのです。

ビットコインとしても、多くのアルトコインは敵として見なしていないですから、スルーしています。

つまり、「強い通貨」として見なされていないので、上がっているのです。



それでは、なぜビットコインキャッシュは、敵対視されているのでしょうか。

それは、ビットコインキャッシュが「脅威」だからです。


それでは、「脅威」とは何か。

ズバリ、ビットコインキャッシュの方が、「優れている」からです。


会社の上司だって、従順な一般社員よりも、抜かされるかもしれない能力のある新人を潰すのと同じですね。




どう「優れている」かについては、至る所で話されているので、ここでは敢えて省略しますが、ビットコインキャッシュはビットコインより優れているからこそ、攻撃対象となっているのです。

そうでなければ、ビットコインがビットコインキャッシュを攻撃する理由がありません。



それでは「優れている」のに、どうしてビットコインキャッシュは、ビットコインに負けているのでしょうか。

それには、理由が2つあります。


一つ目は、「資金力が違う」からです。


もともとオリジナルだったビットコイン。

そこから派生した新参者のビットコインキャッシュの方が資金力があるわけがないですね。


例えるなら、戦国自体。

2000人の軍団と2万人の軍団。

力攻めで来られたら、2000人が正攻法で敵うわけがありません。





そして二つ目の理由が、「人気がある」からです。

ビットコインキャッシュが理念的にも、機能的にもビットコインよりも優れているといっても、歴史的にも「優れている」ものが必ず勝つわけではありません。

「優れている」ものよりも、「普及したもの」が勝つという市場原理があります。

あんなに不便な「楽天」というECモールが、日本一であることからもわかりますね。


つまり、ビットコインは、今ビットコインキャッシュよりも市場規模が大きいから、勝っているのです。


反対に言えば、この2つ以外にビットコインの価値は残っていません。



だからこそ、ビットコイン側は「資金力」を武器に、圧倒的に「普及させる」ことでビットコインキャッシュを潰そうとしているのです。


一般の投資家は、そんな機能面などは意識しません。

そんな一般投資家の「人気」を集める方法は何か。


それは、「値上がりを続ける」ことです。

そして、「ライバルの値を下げて人気を下げる」ことです。

だからこそ、ビットコインは、ビットコインキャッシュを狙い撃ちにして、売りを続けてビットコインの値を釣り上げて、今の上昇相場を「無理やり」継続しているのです。




これだけを聞くと、ビットコインキャッシュには勝ち目がないようにも思います。


しかし、こういうときは歴史から学んでみましょう。


こんな兵力差でも、少数派でありながら優れた能力で、大軍団を破ってしまった戦がありましたね。

そう、桶狭間の合戦。厳島の合戦。

革新的な織田家と、広大な版図を気付いて慢心していた今川家。

同じく土豪上がりの毛利家と、同じく広大な版図を築いた大内家の戦いです。

やはり、歴史的には、能力に大きな差があれば、優れた方が勝つものなのです。



しかし、彼らは何も正面からぶつかって勝った訳ではありません。

どうやって勝ったか。

それは、「策」ですね。


だから今は、力勝負では敵わないと悟っているビットコインキャッシュ側が耐えに耐えている状況です。

力押しに力で返していれば、負けるのは当然です。

だから、「策」を用意して、「機」を待っているのです。



その「策」とは何か。

それを理解するは、先ほどビットコイン側の「攻撃」の本質を理解してみましょう。


先ほど、ビットコイン側がビットコインキャッシュを売り浴びせている、とお話をしました。

それでは、その資金はどこから来ているのか??

売り浴びせるために、ビットコインを売ってビットコインキャッシュを勝って、一斉に売っている?



違いますね。

忘れがちですが、ビットコインキャッシュは、ビットコインから分裂した通貨です。

ビットコインを持っていた人は、もれなくもらえた通貨。



そう、ビットコイン側の人間も、大量のビットコインキャッシュを持っているのです。

その保有しているビットコインキャッシュを売って、ビットコインを買っているのです。

だからこそ、ビットコインキャッシュの値が下がり、ビットコインの価格が上がり続けているのです。



先日、ビットコインキャッシュ否定派の某取引所が、ビットコインキャッシュを売って、ビットコインにしてユーザーに還元すると発表をしましたね。

そのようなことが、ビットコイン派の間で広がっているのです。



ここで、もう一つ疑問が。

ビットコインキャッシュが売られているなら、今どうしてビットコインキャッシュは大幅に下がらないのか?

大量に売り浴びせられているのであれば、もっと下がらなくてはおかしいですよね。



これこそが、ビットコインキャッシュの強さ。

つまり、ビットコイン派の大量の攻撃の裏で、少しずつ、一般投資家がビットコインキャッシュに移動しているのです。

どんな馬鹿でも、上がり続けるチャートがないことくらい、投資をする人なら知っています。


誰もがビットコインがいつか暴落することを知っている。

でも、まだ甘い蜜を吸っていたい。。

だからこそ、「少しずつ」ビットコインキャッシュに移動をして、利益を確保しつつ、将来への投資を進めているのです。



つまり、このような攻撃を受けながら「下がっていない」ことは、ビットコインキャッシュが確実に成長している証でもあるのです。




もちろんビットコインキャッシュ側の人間が、大幅な下落をしないように買い支えていることも事実です。

前述の通り、ビットコインキャッシュは分裂した通貨。

ビットコインキャッシュ側の人間も、ビットコインを持っているからです。



それならビットコインキャッシュ側も負けじと攻撃をすれば、ビットコインの成長を止められるのでは?

そう思いがちですね。

しかし、それは力攻めに対して力攻めをしている、「負ける」戦い方です。

資金力で戦っては、こちらが先に資金が尽きてしまいます。

かといって、下げすぎてはビットコインキャッシュの「人気」が地に落ちてしまう。

だからこそ、「下がりすぎない程度」に、買い支えているのです。



だって、焦る必要はありません。

むしろ、ビットコインの価値が上がり続けることは、それを保有しているビットコインキャッシュ側の資金が増えることでもあるのです。

「機」が来るまで、じっくりと待っているのです。





ここまで言えば、おわかりの方もいると思いますね。

つまり、「いつかはビットコイン側のビットコインキャッシュが尽きる」のです。

その、ビットコイン側のビットコインキャッシュが尽きたタイミングで、ビットコインに上がる理由がありません。

するとどうなるか。

ビットコインの上昇は止まります。



そして、ビットコイン側の売り浴びせがなくなったビットコインキャッシュは、値上がりを始めます。

すると、ビットコインの値上がりに期待しなくなった投資家が、ビットコインキャッシュに移動し始めます。

そして、その勢いは加速し、ビットコインは瞬く間にビットコインキャッシュに流れるでしょう。

そうなると、「人気」がなくなりますよね。



「資金力」も「人気」もなくなったビットコインに、上がる理由はなくなります。

まして、理念的にも、機能的にも優れているのはビットコインキャッシュ。

さらにこのタイミングで、ビットコインキャッシュ側が温存していたたっぷりと値上がったビットコインをビットコインキャッシュにドサッと変えます。

ここで、流れが一気に傾きます。




そして、最後の疑問。

ビットコインが一般投資家の人気を集中的に集め、資金が尽きずにビットコインキャッシュ側の資金が先に尽きることもあるのでは?

ということですね。



この可能性は当然ありますし、これこそがビットコイン側がパワープレーをしている目的でもあります。

しかし、この答えは、「マイナー」です。



ご存知の通り、Jihan Woo氏をはじめ、多くのマイナーがビットコインキャッシュを支持しているということです。

「採掘」をする人間がビットコインもビットコインキャッシュを生み続けているのですから、こちら側が資金が尽きるということは結構考えにくいのです。

そして、マイニングを既に開始しているされる日本の大企業グループSBIもビットコインキャッシュを支持しており、これからもビットコインキャッシュの支持者は拡大していきます。



ここまでお話すると、ビットコインキャッシュが来年取って代わることが、現実味を帯びてきませんでしょうか?





このように、今はビットコインがとても優勢ですが、この背景にはこのような力学が働いているのです。

ビットコインが疲弊しながら価格を釣り上げ、ビットコインキャッシュが耐えている。

そして、価格が全然下がらない様子を見て、ビットコイン側は焦っていることと思います。




そして最後の決定的要素。

ビットコインキャッシュは、理念や機能を信じて支持している層が集まっていますが、今のビットコインには「儲けたい」人が集まっているということです。

投資家にメリットのない、頻繁にエゴな分裂を繰り返すコアエンジニア。

イナゴのように売買を繰り返す投資家。



つまり、今のビットコインにはファンはおらず「儲かる」から集まった人たちになってしまったのです。

悲しいかな、今のように猛烈な値上がりで人気を集めているのですから、そのような人が集まって当然です。

だからこそ、今は「ビットコインいいぜ~!」と言っている人も、流れが変われば喜んでビットコインキャッシュに移ってきます。

そもそもビットコインに愛着はないですから、「BTC利確して、BCHでウマウマ」などとコロリと姿勢が変わるでしょう。

その時のスピードは、想像するだけで恐ろしいですね。。




ただ、短期的にはもうしばらくはビットコインの売り浴びせが続くと思います。

もしかしたら、140万円くらいはいくかもしれませんね。。

それくらいの勢いです。



ですので「儲けたい」のであれば、もう少しビットコインで稼いでから、ビットコインキャッシュに移るのが、一番儲かると思います。

ただ、ビットコインが年内100万円が夢物語とも言われている中、11月で120万円を達成してしまったように。

このタイミングはいつくるか分かりません。

なにより、スピードが早すぎですからね。。


せっかく、ビットコインキャッシュを保有しているのに、今手放して暴騰の機会を逃すのは、あまり利口な行動とは思えません。




何より、「投資」の本質は、「応援したい」といったサービスがあって、自らのお金を持って応援して、成功の暁には見返りをもらえるというもの。

それなのに、最近はセコセコとお金を拾いにいく投機のお話ばかりで、げんなりすることも事実。


できれば、自分の考えを100%信じて、強欲になりすぎずどっしりと機を待つような投資スタイルが増えていけばいいなと考えています。




以上がビットコインキャッシュが既に勝っていると考える理由です。

もちろん未来は分かりませんので、豪快に外してしまうかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。


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ちなみに、ビットコインキャッシュを買うなら、コインチェックやビットフライヤーは高すぎるので、GMOコインが圧倒的にお薦めです。(普通に1万円以上違います)


ビットコインでのFX取引ならGMOコイン

2017年11月24日金曜日

ローリスク・ノーリターン。投資はもっとどっしりと。

ビットコインキャッシュが、高騰して再び存在感を見せましたね。

一時17万円まで上がり、少し下がり、今度は19万まで上がり、一時16万円台まで下がり。

高騰すれば、やや戻るのは当たり前。

そうやって、上げては下げてを繰り返して、徐々に上がっていく。

相場の上昇とは、そういうものです。



しかし、ほんの超短期間で下がった間にも、Twitterを見ていると、

「やはりBCHだめだー」

「危ない危ない。利確利確」

といったような、ちょっとした上下でオタついてしまう人が多いこと多いこと。


FXなどで、レバレッジを目一杯きかせている超短期売買の人ならさておき、普通に購入している人に


投資は、取引回数が多かれば多くなるほど、勝率が下がるというのは鉄則です。

そして、ローリスク・"ノー"リターン、というのも鉄則です。


超短期ですでに飛び乗ったり飛び降りたり。

これは、リスクをとことん避ける逃げの姿勢ですよね。

このような取引で、薄い利益をコツコツ重ねることができるかもしれませんが、売買に使う時間もコツコツ積もり積もっているんですよね。


間違いなく一つ言えることは、ちょっとした高騰ですぐに利確してしまう人が、大きな成功を掴むことはありません。

何故なら、どこかのタイミングで、大暴騰だって少し上がった時点で売ってしまうからです。


反対に、薄く重ねた利益なんて、一回の暴落で吹き飛んでしまいます。

いつものように慣れたように、ちょい上がりの利確を続けていると、いつかのタイミングで大暴落の前で手を出してしまうこともあるからです。


そのような臆病な姿勢であれば、いつかは火傷しますし、火傷をしなかったとしても心身を消耗して、時間も大量に消費して、お小遣い程度の利益になってしまうからです。


せっかくなら、もっと思いっきりどっしりと構えませんか。

2017年11月22日水曜日

FIAT(フィアット)って何? -仮想通貨(ビットコイン)用語解説


仮想通貨の投資の差異、FIATという言葉が出てきますね。

「今は、ビットコインもビットコインキャッシュも、他のアルトコインも信用が落ちてきているからFIATに逃げよう」

といったように。



ビットコイン投資になれていない方は「新手のアルトコイン?」と思ってしまうかもしれません。



ただ、この言葉の意味はとってもシンプルで「法定通貨」という意味です。

ドルやユーロ、円といった、いわゆる普通の「通貨」ですね。



もともとは「Fiat Money」「 Fiat Currency」という法定紙幣を意味する英語が略されたものですね。


なぜ、このような回りくどい専門用語で呼ぶのかというと、ビットコインは海外取引所などを多く使うユーザーも多く、その場合円換算で考える人もいればドル換算で考える人もいます。

なので「円に変えた」「ドルに変えた」といった表現では、意味が限定的すぎて、円もドルも包括した呼び方で言いたいですね。


でも、この包括した呼び名が意外と難しく「現金」と表現しても、取引所内に円で換金しても、それは「現金」ではないですよね。。

「お金」と表現しても、そもそも仮想通貨自体もお金のはず。(少なくとも投資している人は「お金」と考えている)


一番明快なのは「法定通貨」と呼ぶのがいいと思うのですが、それでは少し固い印象ですね。


ですので、「FIAT(フィアット)」といった海外でも通用するような、また文字も入力しやすく話しやすい、といったところで呼ばれているのでしょう。


よって、「FIAT(フィアット)」と話す人がいれば、それは「法定通貨」を意味する言葉であると理解しておきましょう!